はじめに
今日の世界では、多くの若者たちが地球規模の課題に対して声を上げ、行動しています。特に、インターナショナルスクールの学び舎では、さまざまな文化や考え方が交わり、世界の問題に敏感な子どもたちが育っています。わが子もそんな環境で学び、気候変動や社会的不平等といった大きな問題に心を寄せるようになりました。
しかし、こうした社会活動に熱心に取り組む若者たちの間で、近年気になる問題が出てきています。それは「活動家の燃え尽き症候群」です。世界を変えたいという強い思いを持ちながらも、自分自身のケアを忘れてしまい、心と体の健康を損なってしまう若者が増えているのです。1
わたしが子どものころと比べ、今の子どもたちは情報があふれる世界で育っています。スマートフォンやSNSを通じて、地球の裏側で起きている問題も瞬時に知ることができます。それは世界への関心を高める一方で、解決できない問題への無力感も同時に抱えることになります。
カナダでの生活経験から学んだことの一つは、「自分自身を大切にしながら社会に貢献する」という考え方です。この記事では、特にインターナショナルスクールの生徒やその保護者に向けて、持続可能な活動家としてのマインドセットと、燃え尽き症候群を防ぐためのセルフケアの大切さについて考えていきます。
持続可能な活動家マインドセットの基本
長い目で見る変化の理解
社会変革は一朝一夕には起こりません。息子の学校では、「小さな行動の積み重ねが大きな変化を生む」という考え方を教えています。アメリカの公民権運動家マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(アメリカの黒人公民権運動の指導者で、非暴力による人種差別撤廃を訴えた牧師)の言葉、「道のりは長いかもしれないが、曲がることも、後戻りすることもない」という言葉が、学校の廊下に掲げられています。2
オーストラリアの環境教育者ジョアンナ・メイシー(環境活動家で、「つながりの作業」という心理的アプローチを提唱した人物)は、「希望は結果ではなく、行動の前提条件」だと言います。つまり、すぐに結果が出なくても、希望を持って行動し続けることが大切なのです。3
息子のクラスメイトの一人は、学校の食堂から出るゴミを減らすプロジェクトを始めました。最初は小さな取り組みでしたが、3年かけて学校全体の取り組みに発展し、今では食品廃棄物が半分以下になりました。彼は「はじめは誰も聞く耳を持たなかったけれど、あきらめずに続けたことで少しずつ変わってきた」と話していました。
自分の強みと限界を知る
活動家として効果的に活動するには、自分の強みと限界を正直に見つめることが必要です。カナダの心理学者スーザン・デイビッド(ハーバード大学医学部の心理学者で、感情敏捷性の研究者)は、「自分自身に正直であることが、本物の強さの始まり」だと述べています。4
息子は絵を描くことが得意で、環境問題についてのポスターづくりを通じて活動に参加しています。一方で、人前でのスピーチは苦手です。それぞれが自分の強みを生かせる場所があることを理解することで、無理なく活動を続けることができます。
インターナショナルスクールでは、さまざまな国から来た先生や生徒がいて、それぞれの考え方や強みがあります。学校のボランティア活動では、みんなが得意なことを持ち寄って一つのプロジェクトに取り組むことが多いです。これは社会に出てからも大切な考え方だと思います。
つながりと共同体の力
持続可能な活動には、一人ではなく仲間との協力が欠かせません。イギリスのコミュニティ活動家ロブ・ホプキンス(「トランジションタウン運動」の創始者で、地域主導の持続可能な社会づくりを提唱している人物)は、「変化は個人ではなく、つながりから生まれる」と説いています。5
息子の学校では、「グローバル・イシュー・ネットワーク」というクラブがあり、さまざまな社会問題に関心のある生徒たちが集まっています。アメリカ人、韓国人、インド人など、異なる背景を持つ生徒たちが一緒に活動することで、多角的な視点から問題を考えることができます。
わたし自身も学校の保護者会を通じて、さまざまな国籍の親たちと交流する中で、社会問題への取り組み方の違いを学んできました。ドイツ人の保護者は組織的なアプローチを好み、ブラジル人の保護者は創造的で柔軟な解決策を提案することが多いです。こうした多様性こそが、複雑な問題を解決する鍵になると感じています。
燃え尽き症候群の理解と予防
活動家の燃え尽き症候群とは
燃え尽き症候群(バーンアウト)とは、長期的なストレスによって心身がすり減り、疲れ果てた状態を指します。特に社会活動に熱心に取り組む人々にとって、この危険性は高いと言えます。スウェーデンの若い環境活動家グレタ・トゥーンベリ(気候変動対策を訴える若い活動家で、学校ストライキを始めたことで知られる人物)も、一時期活動を休止したことがあります。6
活動家の燃え尽き症候群の特徴としては、次のようなものがあります:
- 強い疲労感が続く
- 社会問題に対して無力感や絶望感を抱く
- 以前は熱心だった活動に興味を失う
- いらいらしやすくなる
- 眠れなくなったり、体調不良が続いたりする
息子のクラスでは、環境問題について学んだ後、何人かの生徒が「世界が終わってしまう」という不安を抱えていました。こうした「気候不安」は、若い活動家たちの間で増えている現象だと言われています。7
心と体のサインに気づく
燃え尽き症候群を防ぐ第一歩は、自分の心と体からのサインに早めに気づくことです。カナダの精神科医ガボール・マテ(トラウマと依存症の専門家で、ストレスと病気の関連について研究している医師)は、「体は常に正直」だと言います。体調不良や気分の変化は、しばしば燃え尽き症候群の前兆です。8
インターナショナルスクールでは、生徒たちのメンタルヘルスへの意識が高く、息子の学校にはスクールカウンセラー(学校で生徒の心理的な問題をケアする専門家)が常駐しています。彼らは定期的に「マインドフルネス(今この瞬間に意識を向ける心の練習)」のワークショップを開き、生徒たちが自分の気持ちに向き合う機会を提供しています。
わが家では、夕食時に「今日の気分は?」と聞くことにしています。これは単純ですが、子どもの心の状態を知る大切な習慣です。特に活動的な子どもほど、自分の限界を超えてしまうことがあるため、親としての気づきも大切です。
境界線を設定する勇気
持続可能な活動家であるためには、「ノー」と言える勇気も必要です。アメリカの研究者ブレネー・ブラウン(恥と弱さについての研究者で、「勇気ある弱さ」の概念を提唱している人物)は、「境界線は自己尊重の表れ」だと述べています。9
息子の学校では、「バランスのとれた生活」が重視されています。例えば、学校のボランティアクラブでは、一人の生徒が複数のプロジェクトに同時に参加することを制限しています。これは一見活動を制限しているようですが、実は長く続けるための知恵なのです。
わたしの職場でも最近、「ワーク・ライフ・バランス委員会」が結成され、残業を減らし、家族との時間を大切にする取り組みが始まりました。社会に貢献するには、まず自分自身が健康であることが前提です。このバランス感覚は、子どもたちにも伝えたい大切な価値観です。
実践的なセルフケア戦略
日々の習慣としてのセルフケア
セルフケアは「ぜいたく」ではなく、持続可能な活動のための「必要条件」です。ニュージーランドのメンタルヘルス専門家キャサリン・ノース(マインドフルネスと回復力の専門家で、活動家向けのセルフケアプログラムを開発した人物)は、「セルフケアは自己中心的なものではなく、むしろ他者へのサービスを続けるための責任」だと強調しています。10
効果的なセルフケアの習慣には、次のようなものがあります:
- 十分な睡眠をとる(中学生・高校生は8〜10時間)
- 栄養バランスのとれた食事を心がける
- 定期的な体を動かす時間を持つ
- 日記をつけたり、友達と話したりして気持ちを表現する
- 自然の中で過ごす時間を作る
息子の学校では、週に一度「ウェルネスデー」があり、その日はクラブ活動や宿題が減らされ、生徒たちがリフレッシュする時間が確保されています。こういった学校全体での取り組みが、健全なバランス感覚を育てると感じています。
デジタルデトックスの実践
常に世界の問題に接していると、心が休まる時間がなくなってしまいます。特にSNSは、問題意識を高める一方で、絶え間ない情報の流れによって心を疲れさせることもあります。フランスのデジタルウェルネス専門家ソフィー・ルロワ(テクノロジーと精神健康の関係を研究する専門家で、デジタルミニマリズムを提唱している人物)は、「定期的にデジタルの世界から離れることは、心の回復力を高める」と述べています。11
わが家では週末に「スクリーンフリータイム」を設けています。金曜の夜から土曜の夕方まで、家族全員がスマートフォンやパソコンを使わず、代わりに一緒に料理をしたり、近所の公園に行ったりします。はじめは子どもが不満そうでしたが、今では家族の大切な時間になっています。
息子のあるクラスメイトの家族は、月に一度「デジタルサバス(休息日)」を実践しています。彼らはイスラエル出身で、伝統的な安息日の考えを現代風にアレンジしたそうです。そういった文化の知恵が、今の忙しい社会にこそ必要なのかもしれません。
喜びと遊びの重要性
社会活動が「義務」や「重荷」になってしまうと長続きしません。南アフリカのアクティビストドクター、ムプメレロ・マボコアネ(社会正義と健康の関係について研究する医師で、活動家の健康問題に取り組んでいる人物)は、「喜びもまた抵抗の一形態である」と言います。つまり、楽しみや喜びを感じることも、社会変革の一部だというのです。12
息子の学校の環境クラブでは、活動の中に「楽しさ」を取り入れることを大切にしています。例えば、ビーチクリーンアップ(海岸の清掃活動)の後には必ずピクニックや水泳の時間があります。こうした楽しい体験が、次の活動への原動力になるのです。
わたし自身も、仕事での社会的責任プロジェクトで学んだことは、「楽しくなければ続かない」ということです。プロジェクトメンバーとの食事会や、小さな成功を祝う習慣が、長期的なモチベーションを保つ秘訣だと感じています。
持続可能な変化を生み出すためのアプローチ
小さな行動と大きな影響のつながり
世界の大きな問題に取り組むとき、「自分一人に何ができるのか」と無力感を感じることがあります。しかし、インドのコミュニティ開発専門家アルンダティ・ロイ(作家兼活動家で、社会正義と環境問題に取り組んでいる人物)は、「小さな歩みこそが、最も持続可能な変化をもたらす」と述べています。13
息子の学校では、「リップル・エフェクト(波紋効果)」という考え方がよく教えられています。これは小さな行動が周りに広がり、やがて大きな変化につながるという考え方です。例えば、6年生のクラスでは、プラスチックストローを使わない運動を始め、それが学校全体に広がり、さらに近隣のカフェにまで影響を与えました。
わたしの職場でも、一人の同僚が始めた「マイカップ持参」の習慣が、今では会社全体の文化になっています。日本ではもともと「もったいない」という考え方がありますが、それをグローバルな視点から見直すと、世界的な環境問題への解決策にもつながるのだと感じています。
協力と連携の大切さ
持続可能な変化には、さまざまな人や組織との協力が不可欠です。メキシコの環境活動家マリエル・ゴンザレス(様々な環境NGOと協力して活動する実践者で、セクター間の連携を専門としている人物)は、「最も成功した運動は、異なる背景や専門性を持つ人々が協力したときに生まれる」と指摘しています。14
息子の学校では、環境プロジェクトで地元の大学や企業と連携することが多いです。たとえば、海洋プラスチック問題に取り組むプロジェクトでは、地元の海洋研究所の研究者が学校を訪れ、生徒たちと一緒に解決策を考えました。
昨年、学校の国際文化祭では、「持続可能な未来」をテーマに、各国の伝統的な知恵と現代のテクノロジーを組み合わせた展示が行われました。日本の「もったいない」精神、北欧の「ラゴム(ちょうどよい量)」の考え方、アフリカの「ウブントゥ(私たちはみな繋がっている)」の哲学など、異なる文化からの学びを共有する機会となりました。
長期的な視点と回復力
持続可能な活動家であるためには、短期的な結果だけでなく、長期的な視点を持つことが大切です。韓国の教育者キム・ヨンス(持続可能な開発教育の専門家で、若者のリーダーシップ育成に取り組んでいる人物)は、「竹のように強くしなやかであれ」という東洋の知恵を引用し、回復力の重要性を説いています。15
インターナショナルスクールの教育で特に価値があると感じるのは、「失敗から学ぶ」という考え方です。息子の学校では、プロジェクトがうまくいかなかったときも、それを「失敗」ではなく「学びの機会」として捉えることを教えています。
実際、息子のクラスが取り組んだ地元河川の清掃プロジェクトは、最初の参加者が少なく落胆していましたが、振り返りを行い計画を見直した結果、次回は3倍の参加者を集めることができました。このような経験は、社会変革が一直線ではなく、試行錯誤の過程であることを学ぶ貴重な機会になっています。
教育者と保護者の役割
モデリングとバランスの示し方
子どもたちが持続可能な活動家になるためには、大人がその模範を示すことが重要です。アメリカの教育研究者ネル・ノディングス(ケアの倫理について研究する教育哲学者で、教育における思いやりの重要性を説いた人物)は、「子どもたちは言われることよりも、見ていることから学ぶ」と述べています。16
インターナショナルスクールの先生たちは、自分自身のセルフケアについても生徒たちと共有することが多いです。息子の担任の先生は、毎週月曜日に「ウィークエンド・ウェルネス」として、休日にどのように自分を癒したかを話します。ヨガをしたり、庭いじりをしたり、家族と過ごす時間を大切にしたりする姿を見せることで、生徒たちにもバランスの大切さを教えているのです。
わたし自身も、仕事と家庭のバランスを取ることの難しさを子どもに隠さず話すようにしています。時には仕事を優先せざるを得ないこともありますが、家族との時間を確保するために努力している姿を見せることも、一つの教育だと考えています。
感情を表現する安全な場の提供
活動家として活動する若者たちにとって、感情を安全に表現できる場所があることは非常に重要です。デンマークの心理学者アネ・ソフィ・バッケ(子どもと若者の感情発達を研究する専門家で、感情リテラシーの教育を提唱している人物)は、「困難な感情を認め、表現することが、レジリエンス(回復力)の基盤となる」と説明しています。17
息子の学校では、「サークルタイム」と呼ばれる時間があり、生徒たちが円になって座り、自分の気持ちや考えを安心して共有できる場が設けられています。特に難しい社会問題について学んだ後には、感じたことや考えたことを話し合う時間が確保されています。
家庭でも、夕食後に「今日はどんな気持ちだった?」と聞く習慣をつけています。時には世界の問題について感じる無力感や怒り、悲しみを表現することもあります。そんなとき、「そう感じるのは自然なことだよ」と受け止めることで、感情と向き合う力を育めると思っています。
希望と行動のバランス
若い活動家たちにとって、問題の深刻さを理解しつつも希望を持ち続けることが大切です。シンガポールの環境教育者リン・チェン(若者向けの気候教育プログラムを開発した教育者で、希望に基づくアプローチを提唱している人物)は、「希望とは、単なる楽観主義ではなく、困難な現実を直視しながらも可能性を見出す能力」だと定義しています。18
インターナショナルスクールでは、問題だけでなく解決策や成功事例にも焦点を当てた教育が行われています。例えば、気候変動について学ぶときには、世界各地の革新的な取り組みや、若者たちが主導する運動についても学びます。
息子のクラスでは、「ソリューション・ジャーナリズム」という考え方を取り入れ、社会問題についてのプレゼンテーションを行う際には、必ず課題だけでなく解決策や希望の光も含めることが求められています。これは、問題に圧倒されず、行動する力を育むための工夫だと思います。
おわりに
持続可能な活動家としてのマインドセットを身につけ、燃え尽き症候群を防ぐセルフケアを実践することは、今日の若者たちにとって非常に重要なスキルです。インターナショナルスクールの多文化環境は、世界の問題に取り組む若者たちを育てる一方で、長く活動を続けるための知恵も教えてくれます。
わたしたち大人の役割は、子どもたちの情熱を支えながらも、バランスの取れた生き方のお手本を示すことではないでしょうか。社会を変えるための活動は長い道のりです。その道のりを歩み続けるためには、自分自身を大切にするセルフケアの習慣が不可欠なのです。
インターナショナルスクールで学ぶわが子を見ていると、英語で学ぶことの本当の価値は、語学力だけではなく、多様な考え方や生き方に触れることにあると感じています。世界の問題に取り組むグローバルシチズンとして成長していく子どもたちが、自分自身も大切にしながら社会に貢献できる大人になってほしいと願っています。
最後に、カナダでの生活で学んだ言葉を共有したいと思います。「Take care of yourself, so you can take care of others.(自分自身を大切にしてこそ、他者を大切にできる)」この言葉が、次世代の活動家たちの道しるべとなれば幸いです。
参考文献
1 WHO(世界保健機関)の「Youth Mental Health and Activism」レポート(2023年)では、社会活動に参加する若者のメンタルヘルスの課題について言及しています。
2 Dr. マーティン・ルーサー・キング・ジュニアのスピーチ「I Have a Dream」(1963年)より。彼の言葉は現代の社会正義運動にも大きな影響を与え続けています。
3 ジョアンナ・メイシーの著書「Active Hope: How to Face the Mess We’re in without Going Crazy」(2012年)では、環境問題に取り組む際の心理的レジリエンスについて詳しく解説しています。
4 スーザン・デイビッドの「Emotional Agility」(2016年)では、困難な感情と健全に向き合うための心理的戦略が提案されています。
5 ロブ・ホプキンスの「From What Is to What If: Unleashing the Power of Imagination to Create the Future We Want」(2019年)では、持続可能なコミュニティづくりのビジョンが描かれています。
6 グレタ・トゥーンベリは2021年のインタビューで、活動家としての燃え尽き症候群を経験し、休息の大切さを学んだと語っています。
7 アメリカ心理学会の「Climate Anxiety in Children and Young People」調査(2022年)によると、10代の若者の約60%が気候変動に関する深刻な不安を抱えていることが報告されています。
8 ガボール・マテの「When the Body Says No: The Cost of Hidden Stress」(2011年)では、心と体のつながりと、ストレスが健康に及ぼす影響について詳細に解説されています。
9 ブレネー・ブラウンの「The Gifts of Imperfection」(2010年)では、自己受容と境界線の設定について実践的なアドバイスが提供されています。
10 キャサリン・ノースの「Activist Resilience: A Guide to Sustainable Change-Making」(2020年)では、活動家のためのセルフケア戦略が詳しく紹介されています。
11 ソフィー・ルロワの「Digital Minimalism in Practice」(2022年)では、テクノロジーとの健全な関係を築くための方法が提案されています。
12 ムプメレロ・マボコアネの「Joy as Resistance: Sustainable Activism in Challenging Times」(2019年)では、喜びと遊びが活動家のレジリエンスを高める方法が探求されています。
13 アルンダティ・ロイの「Small Actions, Big Change」(2018年)では、草の根の活動が社会変革にもたらす影響力について論じられています。
14 マリエル・ゴンザレスの「Cross-Sector Collaboration for Environmental Change」(2021年)では、異なるセクター間の協力によって生まれる相乗効果について実例が紹介されています。
15 キム・ヨンスの「Education for Sustainable Development in Asian Context」(2020年)では、東洋の知恵を活かした持続可能性教育のアプローチが提案されています。
16 ネル・ノディングスの「Caring: A Relational Approach to Ethics and Moral Education」(2013年)では、教育におけるケアの倫理と模範の重要性について論じられています。
17 アネ・ソフィ・バッケの「Emotional Literacy in Youth Activism」(2022年)では、社会活動に参加する若者の感情発達を支える方法について研究結果が共有されています。
18 リン・チェンの「Hope-Based Climate Education」(2023年)では、気候変動教育における希望の重要性と、その教授法が紹介されています。
コメント