ECサイト、eコマースなどの名称の違い【オンラインショップ、ネット通販、webサイト、ポータルサイト】

本記事のテーマ

ECサイト、eコマースなどの名称の違い【オンラインショップ、ネット通販、webサイト、ポータルサイト】

本記事で得られる知識

ECサイトに関係する用語、類似する用語とそれらの違いを理解することができます。

記事の前提

ECサイト運営に関わる方、関わろうとする方、消費者として利用する方全てた対象です。

1. 関わるタイプによる違い

1-1. ECサイト、eコマース、オンラインショップ、ネットショップ、ネット通販

この4つの言葉については全て「インターネットを通じて商品を購入できるお店」のことを言います。

ECサイトのECはeコマース(e-commerce)のことであり、eコマースは正確には「電子商取引」言います。

オンラインショップも同じく、オンライン(=インターネット上)のショップのことなので、電子商取引です。

ネットショップも同じくネット(=インターネット上)のショップ同様です。

ネット通販については、ネット(=インターネット上)で可能な通販です。通販という言葉自体は通信販売のこと指しますから、インターネットが普及している現在では通信販売(通販)という言葉だけで電子商取引を指すともいえますが、テレビショッピングや、カタログを見てFAXやEメール、電話で注文が可能な場合も通信販売といいますので(範囲が広い)、通販のうちネットを利用するものということで、ネット通販と言います。

1-2. webサイト

ここから電子商取引についてはECサイトに統一して解説します。

webサイトはECサイトの機能がないものも含む、ネット上で閲覧できるサイト全てを指します。

ECサイトはwebサイトの一部という見方になります。

1-3. ポータルサイト

ポータルサイトは、ECサイトであればECサイトへ繋がる窓口的な情報サイトのことを指します。

検索サイトであるgoogle、Yahoo Japan、MSNなども全てのサイトに繋がるポータルサイトということになります。

ECサイトに特化したポータルサイトというと、楽天やアマゾン、ヤフーショッピングはモール型と呼ばれますが、モール内出店に限られますがモール内出店店舗を集約したポータルサイトということができます。

ポータルサイトは、googleなどの全サイトに対するものもあれば、医療や飲食店などのカテゴリーに特化したものも存在します。

ポータルサイト内に買い物カゴがついていて直接何かを購入できるサイトもありますが、その場合は「ECサイトを兼ね備えたポータルサイト」という位置づけになります。

2. 利用者による違い

2-1. ECサイト、eコマース、ネットショップ

この場合は、どちらかというとECサイトを展開するお店側で用いることが多い名称です。

お店が参加する専門のセミナーやイベント、見本市なども、主催する側のターゲットがECサイトを運営するお店さんの場合は、こちらの用語を用いていることが圧倒的に多いです。

2-2. オンラインショップ、ネット通販

オンラインショップやネット通販という言葉は、ECサイトを利用する消費者側が使用する場合が比較的多いといえます。

3. なぜ複数の名称が存在するのか

インターネットは全てに対応できるインフラ的な要素をもっていますので、それぞれの用途に合わせて名称がどんどん誕生してきました。

ECサイトなどの運営者側として栄えた名称は業者側で浸透していき、性質としては同じ通販という言葉から派生する形で消費者にオンラインショップやネット通販が浸透していくように、立場や状況によってそれぞれで発展してきたために、名称が統一されていないのです。

また日本語特有の問題ですが、日本語というのは結局は同じことを指すにも関わらず、分野が異なると名称が違うということが歴史上繰り返されるように起こってきました。

日本語は世界一難しいといわれるほどで、ひらがな、かたかな、アルファベットの表音文字と、漢字の表記文字が混載する珍しい言語でもあるため、表現する言葉も増えていることが背景にあります。