本格的な防災用ハンドブックで有名な東京防災など、いたるところでモノの備蓄に対する必要性が語られていますよね。例えば、東京防災にかかれている最小限備えたいアイテムを列挙してみます。

水(飲料水、調理用など)、主食(レトルトご飯、麺など)、主菜(缶詰、レトルト食品、冷凍食品)、缶詰(果物、小豆など)、野菜ジュース、加熱せず食べられる物、(かまぼこ、チーズなど)、菓子類(チョコレートなど)、栄養補助食品、調味料(しょうゆ、塩)、生活用水、持病の薬・常備薬、救急箱、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、ウェットティッシュ、生理用品、使い捨てカイロ、ライター、ゴミ袋、大型ビニール袋、簡易トイレ、充電式などのラジオ、携帯電話の予備バッテリ、ラテックス手袋、懐中電灯、乾電池

ただ、こういうのを見るたびに、いくら人に合わせて調整しましょうとか前置きを書かれたとして、、、、本当にそんなに必要なの?、最低必要な備蓄を買う余裕がないってお思いませんか?

そりゃそうですよね、だって水だけで1週間生きられる人だっているでしょうし、トイレだって外でやれる人だっていますよね。衛生面がどうとか言う人いますけど、そもそもライフラインが途絶えて衛生面の最低部分だって敷居下げざるを得ないでしょうとか、いくら行政が出した情報でも突っ込みたくなるところがたくさんあるわけです。

しかしながら、性別、年齢、被災場所、経済状況、家族構成と様々な状況によっても優先順位が変わるわけですから、一概にモデルケースを作成することが難しいことも理解はできます。

そこで、備蓄に対して様々な視点からの優先順位を列挙してみます。

最低3日~7日分を確保する

モノの備蓄は、最悪の状況であるライフラインが止まった時に生活物資が届くまでの期間を想定することから考えます。

東日本大震災の際には発生翌日から5日間で避難者約40万人に対して約250万食の非常食が届けられました。

熊本地震では、行政上の手続きの混乱や寸断された主要道路の整備に時間を要して、物資の補給まで1週間以上かかった地域もありました。

予算の関係があるなかでも最低限必要なのは3日分からと捉えましょう。

但し、これは最低限の日数分なので、熊本地震のように予想以上に物資の救援まで時間を要する可能性があることを頭に入れて置かなければいけません。

可能なら可能なら7日分を人数分確保します。

自宅用備蓄と避難用備蓄

備蓄には、自宅避難用と避難所生活用(持ち出し用)の2つがあります。

備えとしては避難用備蓄を優先します。理由は避難所生活用は物理的に最低限しか持ち出せないですし、そちらのほうが予算的にも安くて済むからです。

仮に自宅避難となった場合でも、1週間程度しのげれば食料や生活物資が届きますし、通常の食料や生活用品が自宅にあります。

家族構成

何を持っても乳幼児用が最優先、次に未成年の子供、そして年配の方、最後にそれ以外の大人と考えるのが普通です。

但し、被災時には理屈どおりにいかない状況も想定できます。苦しくも助かる見込みがないと判断した場合には、見捨てる覚悟が必要になる場合もあります。その場合に、誰が生き残るべきかを厳しい状況で判断せざるを得ない状況ではこの優先順位はを変えないといえけません。

購入品目

優先度の高いものから列挙すると、1.水、2.食料、3.エネルギー(燃料)、4.生活用品となります。

生物としての観点から生きれる順番は口にするもの。そのうち水が最優先で、次に食料、そして食料を煮たり焼いたり、もしくは暖を取ったりと使えるのがエネルギー(燃料)です。最後に生活用品になります。

但し、乳幼児用やお年寄り用に備蓄する場合には、それ以外の大人用に優先して、エネルギー(燃料)と生活用品を優先して備蓄する必要があります。

哺乳瓶の洗浄や、ミルクを作る差異のお湯など、衛生面からのエネルギーと生活用品が優先されるからです。また、大人用といっても女性用の生理用品なども男性に優先して準備しておく必要がありますので状況によって優先順位を変える必要があります。