対策はできる限り最悪の状況を想定して準備することがいいとされます。
地震における最悪の状況というのは、直下型です。
そして、その直下型の横揺れが来て「立ってられない状況で冷静に行動する状況」を準備することにあります。
2種類の備蓄
いつ起きても瞬時に「何をするべきか、何を持ち出すべきか」を意識するために必要なことは2つあります。
起きた時のために事前に用意する備蓄(モノの備蓄)。
そして、起きた時に的確に冷静に判断と行動ができるようにケーススタディ(思考の備蓄)することです。
遭遇する場所によって、地震以外に発生する災害はなにか、起きた瞬間に何をするのか、起きた直後に何をするのかを、「起きた時にすぐすべきことが判断して行動できる」ように、毎日とは言わずとも気になった時点で調べる癖をつけておきましょう。
とは言われても!
正直な話、遭遇する場所だけでも千差万別ですし、それぞれの場所で起こりうる災害・事故・事件なんて1つは限りません。
そんな倍々計算で想定されるケーススタディを、どのように想定して頭に入れるのかを次のページで書いています。