日本語のローマ字とは違って、法則はあるけれども最初はやっかいさを感じるものとして、スペリングがあります。
スペリングは発音と密接に絡んでいますので、発音を極めてくると自然とスペリングも法則がわかってくるのですが、一番最初の段階というのはひたすら効率よく3つづつ書いていくべきというのが、このサイトでの私の提案させてもらっている勉強方法です。
ここで、紙に書いて覚えるのもいいのですが、また一石二鳥の方法として「パソコンのタイピングで覚える」という方法をご紹介します。
タイピングによるスペリング勉強は英語だからこそできる
日本語の文字というのは、タイピングで学ぶということにむいていない言語であるといわれています。
その最たる理由は日本語の漢字があります。
ひらがなとカタカナだけで日本語が構成されているならば、日本語のスペリングの勉強の際にタイピングが有効なのですが、漢字の書き方をタイピングで覚えることは出来ません。
理由は「表意文字」だからです。
日本語は世界で唯一、表意文字と表音文字を併用して使っている、世界で一番高度な言語です。
逆の言い方をすると、「表音文字の言語はタイピングにむいている」ことになります。
つまり「英語」です。
なぜかというと、タイピングする際に結局「スペルを打つ」からですね。
タイピングをしながら声に出すことで3感を1度に活用して学習速度を急速に上げる
このサイトでは感覚を使って覚える際に、できるだけ5感の多くを一度に使うと、学習の効率が高いという話をしましたが、タイピングをしながら声に出すということが、私が経験した中で最も効率の高い方法でした。
通常は声に出すだけだと、「視覚」と「聴覚」の2感しか活用できないのですが、「タイピング」をしながら声に出すということは、「視覚」と「聴覚」だけでなく「触覚」も使うことになるのです。
実は進学校だった高校での中間・期末テストというのは、この方法でテスト範囲をたった10時間で暗記したことで、学年1位を取っていました。
高校のテスト範囲というとそれなりに広範囲ですから、その威力のすごさが想像できると思います。
今現在はタイピングの速度というのが、タイピング検定1級ぐらいでできていますが、当時は父から借りたパソコンをつかってやっていたので、当たり前ですが「指一本」でタイプしていました。
実は早いタイピングよりも、「1本である程度ゆっくりタイプする」ほうが、「アルファベットを探す」という集中力が加わるので、更に効率が高くなるのです。
今現在はスマホが普及していますから、通勤途中や帰宅途中の電話内でもこの方法は多いに活用できます。
この方法は誰でもできる内容ですので、ぜひとも試してみてください。