音節というのは、子音と母音で構成された単語を「母音を中心に区切ったもの」です。
例えば、beautifulという単語の場合は音節で区切ると、beau・ti・fulという3音節になります。
アクセントは単語の音節のどこかにある
アクセントというのは、必ず単語の母音の中にあります。
上記のbeau・ti・fulという単語では、最初の「beau」にアクセントがあります。
私は個人的に英単語を学習する際には、必ず単語のアクセントの場所に「’」を入れるのですが、これによって音節単位でアクセントを容易に把握できるようになります。
英語の歌は音程1つに対して1音節
私は英語のリスニング力と発音・アクセント、そして理解力については覚えた100曲近い歌を車の中で馬鹿でかい声で歌うことで維持しているのですが、この英語の歌というのも「1音節=1音程」となります。
日本語のカタカナ用語が非常に分かりやすい例なのですが、例えば上記「beau・ti・ful」という単語。日本語読みで行くならば「ビューティフル」ですが、これだとローマ字読みにすると「byuutifuru」です。これを英語の音節の感覚で母音を基準にカウントすると、日本語読みの「ビューティフル」はなんと伸ばし棒をカウント1とするとなんと5音節にもなります。
英語ならば3音節、同じ単語なのに日本語読みだと5音節です。発音する際に5音節になってしまっているということは、発音が完全に日本語のカタカナ読みであって、母音と子音の独立が習得できていないことになります。
歌で歌っても、一つの音に対して1音節ですから、当然ながら日本語のカタカナ読みで歌っていたら絶対に音が足りなくなって、「フルが言えない!!」となってしまいます。
母音と子音の独立をチェックする意味でも、この音節をうまく使って歌を歌いながら確認してみるのも、発音・アクセントを向上するユニークかつ楽しい勉強法です。ちなみに、何度も何度も歌い、そしてたまに自分の発音を録音して確認することを、繰り返すと必ず音節単位での母音と子音の独立をコントロールできるようになります。
発音・アクセントは最初にしてつまづきやすいもっともハードルの高い難関です。どうせなら楽しく歌いながら試してみませんか?三十路を過ぎた、妻子持ちのいい大人である私のように(笑)