最初のうちは必ず和訳を見ながら英語の文法を見ていくことになりますが、ここで注意しなければいけないのが「同じ和訳でも複数の用法が存在する場合」です。

 

例えば「I would often play the piano」と「I used to play the piano」という表現ですが、これ和訳では同じで「私は(かつて)ピアノを弾いたものだ」となります。しかしながら、同じ日本語でもなぜ「2種類」も表現があるのかと考えると、ここには英語ならではのニュアンスの違いがあるからとなります。

 

英語でコミュニケーションをとるに当たっては、ニュアンスの違いを混同することによって、会話の中でお互いに理解のズレが出てくることがよくあります。試験目的であれば、決まった表現にて解答用紙に和訳すれば○をもらえるわけですが、会話上ではいかに「正確に相手に意思を伝えるか、相手の意思を正確に聞き取るか」にありますので、この「ズレ」はできるだけ早いうちに解消しておく必要があるのです。

 

上記以外でもよく日本人がつかう表現として「Maybe」があります。「たぶん」という意味ですが、日本人は結構この言葉を連発します。が、ここにも微妙な認識のズレがあるのです。本来の「Maybe」というのは確率でいうならば50%を指します。つまり「たぶん」が正確な和訳ではなく、どちらかというと「フィフティ・フィフティ」なのです。

 

確率的にはAbsolutelyが100%、Probablyが70%、Maybeが50%、Rarely、Seldomが20%と言われていますので、結局「Maybe」というのは「I don’t know(分からない)」という言葉を連発している意見のない人と同じように捕らえられてしまうのです。

 

ですので、イディオムは違っても和訳が同じものについては、出来る限りその違いを正確に理解するようにしましょう。